一宮市三岸節子記念美術館で第5回目となるヴェロン會の展覧会が開かれます。
2024年3月9日(土)ー3月17日(日) 9:00ー17:00 月曜日休館
| 赤塚一三 アルノー 稲垣草児 稲熊兼 井上樹里 蛯子真理央 江森郁美 熊崎尚樹 小林真由子 嶋村有里子 傍島幹司 田口貴久 土井久幸 宮本英明 栁瀬雅夫 山田真二 佐野ぬい（招待出品） 三岸節子（特別出品） 三岸黄太郎（特別出品） |
このたび、第5回となるヴェロン會の展覧会を開きます。
ヴェロン會（VERON-KAI）とは、フランス・ブルゴーニュ地方ヴェロン村の三岸節子アトリエで滞在・制作したという共通点をもつ美術家たちの集まりです。
その第1回展が一宮市三岸節子記念美術館で開催されたのはちょうど10年前の2014年。その後こちらでは基本的に2年ごとの発表を続けております。
また昨年夏には、会の結成のきっかけとなったヴェロン村でも展覧会を催しました。日本から発送した総数約100点近くの作品を展示。11日間の会期で約700名の方々にご覧いただきました。村の人々の多大な支援もあり、展覧会は好評のうちに幕を閉じました。
ヴェロン會では定期的に招待作家をお迎えしております。本年度は佐野ぬい先生にお願いいたしました。先生は新制作展を中心に国内外で発表を続け、 また三岸節子の母校である女子美術大学の学長も務められました。残念ながら昨年8月にご逝去されましたが、ご遺族のご理解を賜りまして出品いただくこととなりました。
そして今展より新同人として稲垣草児と井上樹里がメンバーに加わりました。
稲垣草児は一宮市在住。 愛知県立芸術大学を卒業し、確かな描写力と豊かな色面に支えら れた具象絵画を制作しています。現在は写実画壇の会員でもあります。
井上樹里は東京都出身で多摩美術大学を卒業。主にモノトーンで静謐な心象風景を発表し、その絵肌の美しさには定評があります。現在は主体美術協会の会員です。
各同人と三岸節子、黄太郎の作品と共にご高覧いただきたくお願い申し上げます。
2024年3月 三岸太郎（ヴェロン會代表）
すっかりおなじみとなった、会場の一宮市三岸節子記念美術館。
初日と2日目にはギャラリートークが開かれました。新同人の井上樹里。
同じく新同人の稲垣草児。自作について語ります。
メンバーで集合写真を撮りました。人数も多くなりました。
2023年夏ヴェロン村での展覧会で、地元の後援会長フィリップがメンバーのフラッグを作ってくれました。同じものを持ち帰り、一宮でも掲げました。
会場で流しているフォトムービーです。会の成り立ちやメンバー紹介など、10分ほどの動画です。
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